ウチにある自作パソコンの「nanoS」、パワー「ダウン」させるぞーっ♪ ん??
ただ今8月。クーラーが止められない季節となりました。3D世界がぐりんぐりん動く大好きなゲーム「FF14」をやってるとパソコンからの排熱が熱くって、クーラーかけてるってのに足元がもわもわ暑い。
HWMonitorっていう、パソコンの体調がみられるアプリを使って状況を確認すると・・、中央統括頭脳の「CPU」や画像統括頭脳の「GPU」、発熱87℃とか!! そりゃ排熱も熱い訳だわ!
という理由で、排熱温度を下げたいと思います。そこで今回のテーマは!
「発熱の元たる電力を低減 = エレクトリックパワーダウン!」
とは言えパワーダウンさせた結果、グラフィックが綺麗なFF14を楽しめなくなるのは、ウチのパソコンの存在意義そのものがなくなるので。
CPUやGPUを上位クラスへアップした上でパワーダウンさせます。
8食べて7の熱を出しながら11のお仕事をするGPUのロックさんから、12食べて8の熱を出しつつ18のお仕事をするGPUのナナさんに変えた上で、強制的に10しか食べられない様にするイメージですね。
食べる量は2増えても、7より少ない発熱で11以上のお仕事をしてくれれば、綺麗なFF14世界を守りつつ発熱を下げる目的は達成です。ちなみに、摂食制限しすぎちゃうと栄養失調で動けなくなってしまうので、過度の無理は禁物です。
で! GPUを、Radeon RT6600XT から RT7800XT へクラスアップさせます。
あれ!? 届いたRT7800XTの厚みが今の6600XTよりあって、電源ユニットとぶつかる! PCケースに入らない!! ぎゃふん。
RT7800XTのグラフィックボード(グラボ)、長さは確認したんだけど厚みまでは考えてなかった。ぎりぎりでも良いから入るかな、って思ってたのに。
仕方なくサイズの小さなSFX電源ユニットを調達して取り付け。うっぁ、小型用な電源だけにケーブルの長さも小型用! マザーボードまでぎりぎりだったけど、何とか届いた・・
かんせーい♪
今回、お手製の導風板は外しました。グラボのフィン(放熱薄板)が以前のとは異なり、PCケースファンの風向きに対して直角になってしまったので。
グラボと電源ユニットとの隙間をできるだけ広く取りたくて、SFXサイズ電源をATXサイズとして取り付ける為の変換プレート、付属品ではなく別途調達しました「SST-PP08B」。通風用の穴も開いてて良い感じ♪ ちょっとしたこだわり。
グラボの上には今までと同じくヒートシンクを乗せてます。伝熱シートを挟んでネ。グラボ補強板が金属なASRock製だからこそ効果ありそなマイカスタマイズ! これもこだわりです♪さぁ、クラスアップは完了! まずはベンチマークを動かしてみようっ!
設定=最高画質、WQHD(2560x1440)、CPU=Ryzen 5600XT、です。
・・呆然。
あ、うん。これくらいパワーアップしてくれたら、クラスアップに頑張った甲斐もあると言うものです。次に「AMD Software: Adrenalin Edition」っていうアプリを使って、グラボへの電力供給を絞ります。
RT7800XT で低電力化を実行。スコア12258。発熱54℃ほど。パソコンから出てくる排熱の熱さも、目に見えるかの様に下がりました。やったぁあ~!
・・ここまでやったんだから、下がってくれないと困るんですけどねw
さてこれで「nanoS」の「クラスアップ、パワーセーブ」も完了です。あ、そっか。ダウンって言わずセーブって言えば良かったのね。
2024年6月のFF14グラフィックアップデートを迎え、パソコンへの処理能力要求が高くなってからは、ウチのRT6600XT、それまで以上に頑張ってくれてたけど。
ウチは画面サイズ、WQHD(2560x1440)で遊ぶものだから、RT6600XT君ではキャパオーバーだったのかもですね。HD(1920x1080)だったなら、まだまだ現役続けられたかも。
さて、この子(RT6600XT)、どしよ?