アッカがんばる部屋得る為に。

姉エフィのチョコボの世話の為に召集されたのも、今となっては懐かしい。
あの時は、「自分のではなくエフィの!」チョコボの世話技能を得る為だけに、自分のチョコボとバディを組むべく頑張ったものだ。



それから幾ばくかの日が過ぎたある日。



エフィが「お部屋の模様替えをしたい!」と言い出した。

「すれば?」と返すと、「今のは今で好きだから、まんまこれをおまえの部屋に持ち込むね」と言う。

待て待て。オレは持ち部屋なんぞ無いぞ!? 

すると、「フリーカンパニー(FC)に支払う部屋の手数料は出してあげるから、即刻部屋を用立てなさい」とエフィ。けちんぼが信条の当人が、なんと羽振りの良い事か。

まぁオレも? 自分の部屋があればそれはそれで嬉しいから了承した。



FCハウスに設けられていたアクセスポイントから、担当官へ個室の申請を出す。すると・・。

「いずれかのクラスがLV50以上。双蛇党階級が少牙士以上。この要件を満たしていない為許可できません」とけんもほろろに返されてしまった。

おいおい・・。頭が真っ白になる。

オレはまだ剣術士LV38の最下級したっぱ二等牙兵だ。
グランドカンパニーにゃ全く貢献してない上に、「け・ん・じゅ・つ・し」。ジョブには成れん経歴だぞ?? 
LVを50まで引き上げるとなりゃ、せめて騎士(ナイト)にはジョブチェンジできる位にならないと、これからを生きていけない。となると、剣術士だけでなく幻術士もLV15まで学ばないとならないし、斧術士の技も最低限は覚える必要があるだろな。



個室を得る為にかかる時間と労力を考えれば、模様替えの我が儘は引っ込むかな? 

そう考えて、後ろに控えるエフィへと振り返ると、エフィはにっこり笑ってから私を家から蹴り出していた。



マジかぁああああっ!? 



そうしてオレの、ガイウスやラハブレアを相手取る長い冒険が始まった。

始まってしまった。

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