場所はシロガネ、通常街のエーテライト:シロガネ北西から北西に伸びる一本道の先に、白雲之湯はあります。
拡張街にも同じ名の湯はあるけど、今回推すのは通常街の方。
真西の水平線を一望できるココは、とにかく夕焼けから宵への移ろいにため息が出るの・・
朱の空、残光の路、濃さ増す影、濃さ増す湯気。白雲之湯は黄昏時がいちばん好き。
夜半の白雲之湯。急にふと沸き立つ湯気には、白雲の名を成程と思う。
静かに流れる時間、松の陰の向こうに満天の星空。
陽の日差しから、松の葉の落とす影に身を隠す。
やわらかい湯な感じに目が緩む・・
澄んだ青い空が色あせてく。夕暮れを追いかけてみる。
松の枝葉から太陽のしずくが零れ落ちそう
陽は、形を明瞭にして色を濃くして、ゆっくりと岩山へ落ちてゆく
岩の向こうに落ちた陽。残る姿もあとわずかに
あぁ・・ 空が一番朱に染まる時間。
そして18時。照明に灯がともる
空の朱色から急ぐ様に鮮やかさが抜けてく。のたりな夜の始まり。
ここは空と湯と時間を一緒に満喫できる温泉です。